誰かの糾弾

希望だけを歌う歌を聞きながら
僕は誰にも与せず
墓場のことを考えていた

最大限に受け取れるものを
大切に受け取ろうとして
そのために混ざり続ける色が
どす黒くなっていくのを止められない

どうしてだろう
どうしてだろうと
打ちのめされながら
僕はそれでも
手を差し出したいと思う

それが夜空をすくい取る
傲慢だと気づくまでは

誰かが誰かを抱きしめるとき
僕はその人々をどう思うだろう
愛おしいと思いたいと思った僕は
まるで大理石のように無責任だな

見当外れの夜が
僕をごまかしていくのを
今日も知っているから
目を閉じてねむれる