贋作と日時計 誰も何も分かってねぇ 蟻の触角に触れた日を思い出したあの全能感に満ちた日を ずっと人は下をむいて誰も隣になんていてくれないのにお前の言う綺麗事なんてまっぴらだ モルモットは静かにゲージを揺らし生きることを問わずにいた 君がそう不服を抱えて沈むならなぜあの夏の日に一緒にいてって言わなかったの 時間はいつも朝に敗北するために来る 誰も何も分かってねぇ分かったふりのうまいやつが笑い方を組み立てていく