好きなタイプってどうやって決断すればいいの?

妻と娘がUFOキャッチャーでラブライブのクッションを撮ってきた。いまリビングに転がっていて、何か写真を撮りに行くと変な感じになるので残念ながらお見せすることができない。探し回って公式画像見っけた。

とにかくそれは今自宅のリビングの中央に転がっていて、無垢の床の上で異彩を放を放っている。僕は奇しくもラブライブを通ってきてなくて、大変申し訳ない気持ちでいっぱいになるのだけれど、デレステと区別することが今のところできない。陳謝する。

で、娘がそのクッションを「かーいーねー」とか言ったりする。いま万人同様プリキュアにご執心の娘には、同じような立ち位置の美少女に見えているのかもしれない。僕はキュアグレース派です(でした)。娘が聞いてきた。

 

「とーとはどの子が好き?」

 

父の冷や汗。

 

どう答えるのが正解なのか分からない。悪い方にも良い方にも勘違いしないでいただきたいのだけれど、僕は美少女キャラが好きだ。だが造詣は深くない。やれば好きになれるんだろうが、ラブライブを通ってきてない。どうやらいくつかグループがあること、その一つは近隣の市、沼津を舞台にしていることくらいしか知識がない。そのため沼津はラブライブ都市になった。

父は自分の浅はかさを呪った。答えられないわけではないけれど、完璧に見た目でしか答えられない。まぁそれでいいんだろうけれど妻も横にいたので公開処刑に近い。なんだこれ。

 

「うーんうーん」

 

ひたすら悩んだ。三才の娘に「女の子の好みは?」と聞かれてどう答えるのが正解かも悩んだし、実際のところ、自分の好みは何だっけという袋小路に迷い込んだ。好み? 好みか、難しい。

数日前、友人と同じような話をした。曰く、「好きな女の子のキャラは何か」である。僕は言った。「ONE PIECEで言うとウソップの村に住んでるカヤ、ワールドトリガーでいうと那須さん、まどマギで言うとほむほむ」と言ったところ「病弱だね」と言われた。病弱? 確かに。

 

「この子かな」

 

僕は選んだ。完全に見た目で選ぶしかなかった。いま調べてみると桜坂しずくちゃんだった。いいじゃん、めっちゃかわいいじゃねーかよ。

娘は「ふぅん?」と言った。妻は「やっぱりね」と言った。

何なんですかあの空気。なんて答えれば正解だったんですか。「世界で二番目に娘が好きだよ」とか返せばよかったんですか。ああ、そうだ、ホワイトデー、娘にはサーティーワンのアイスを返しました。