軌跡が悲しそうだったから

ずっとずっと分からないころに
僕の喉がただれていたころに
僕に呪いをかけた君は

愚鈍だった僕の目の前で
花火のようなまばゆさ
一瞬で僕の尊厳を奪い

僕の前には君がいて
君の前には誰かがいた
何も見える必要がなかった
涙を誰が見ていてくれただろう

やけに難しい顔をして月はしずむ
僕は人びとの思い出の中に
いなくなる方法を考えたりする

僕はメルトダウンしていて
その舞台から搾り取られた後だろう
僕の叫びが届くことはないと届くのがいい

いくつもの流星が終わり
星は流れきったと
君がやっと思うんだろ

そのころに
僕の復讐は始まり
呪いは結実する

どうか

どうか恐れてください
僕を