川辺

感動で人は生きていけると
言い続けて欲しかった

とても遠い星は千々に砕け
コンビニの袋が揺れる
君の手を思い出し
別れの予習を今もしてる

それらがずっと
信じらればよかったね
この世の誰もが不幸せを探して
ちょっとずつかじらなければ
本当のところ正常を保てない

お気に入りの本を
もう一度読み終わったときに
僕は感動しようとする
ずっと知らないふりをして
窓の外には空気が凪いでいる

泥はいつか僕を埋めるだろう
冬に嘘を伝えられないように