今日もそろえる/ザ・ファブル/整体師の嘘

おはようございます。Twitter広告だけで読んだ気になってしまっている「ザ・ファブル」がKindleで1〜3巻無料だったのでついに手を出してしましました。続きを買ってしまうだろう――。

2月も終盤、割と体が疲れてしまっていたので、昨日はいつも行っている整体に行きました。過去最高くらいに気持ちよかったので、体整えられた感覚あるんですが、万人の疲れを屠ってきている整体師にとって自分の疲れはどれくらいか、いつも考えてしまいます。

「なんか目か肩からは分からないんですけど最近頭痛いんですよねー」

「あーなるほどー、首ですね、首がこってますー」

「首ー、首、そっちかぁー」

みたいなやりとりで気持ちまで満足するわけなんですけど彼の言葉は本当でしょうか。自分の疲れごとき、そんな特筆すべきものではないはずです。彼の優しい嘘ではないでしょうか。でも僕の疲れを認め、体と心を癒やす、それが”整体”であるならば、その嘘も”整える”うち――

彼は思っていた。

「自分の整体道は、人の讃歌――。人の体を認め、人の心を認め、その歪みを認め、その上で”整える”。それが自分の道なのだ」と。それであるならば、目の前のこの矮小なる疲れを認めない道理はないだろう。

この男の疲れはこの男だけのもの。例え人より疲れの度合いは低くても、彼が疲れたと言えば、それは100%疲れているのだ。自分にできるのは、マイナスをプラスに転ずる、この手、この腕、この体。さぁ横たわりなさい。安寧の揉みに身を任せ、この一時間は意識さえも白泥に沈むような感覚を味わいなさい――。

ありがとう、整体師。ありがとう、優しい嘘。僕は生かされている。感謝がこの身にあふれている。いくぞ、月曜日。行くぞ、タフな日々。できればあと30時間くらい寝たい。

それでは今日もお気軽に。