斯くして、2023年4月16日
三島スカイウォークに行ってきた。なんかもっと寂れてるのかなと勝手に思っていたんだけど、とんでもない、一大アクティビティ施設になっていて驚いた。三島スカイウォークができる前はなんだっけ、何もなかったような気がするんだけど。
と、思ったらできた理由の動画があった。
どうやら本当に何もなかったようだ。すごい。いまは観光施設やら、B級グルメやら、迷路やら、アスレチックやらが乱立していて、混むときには車も行列になるようだ。特にアクティビティをするのであれば、一日いないと遊べなそうだし、子供がもう少し大きくなる必要があると思う。3歳と5歳だとむずい。また行きたい。
すごく三島スカイウォークについて「行って良かった!」的に語っているけれど、そもそもは、三島スカイウォークは帰りにあったからたまたま寄ったのであって、目指したところは、「神奈川県立 生命の星・地球博物館」だった。
長男が恐竜が好きなので、日用品の選択優先順位が「恐竜がプリントされているか否か」になっている。なので恐竜グッズが溢れていく。だが分かる。男の子というもは恐竜に心が奪われるものなのだ。1億6000万年前からDNAに刻まれたこの衝動は現代でも僕らを動かしていく。”強さ”、そして”生命”の象徴、それが僕らにとっての恐竜なのだ。
僕自身、恐竜が割と好きだ。小学校の木工工作のオルゴールの箱に彫刻刀で掘ったのは恐竜だし、ディアゴスティーニが世に周知されてきたころ出版された光るティラノサウルスの骨は全部集めて組み立てた。僕だけじゃないのだ。人類がそうなのだ。特に男の子はそうなのだ。だから息子が恐竜に惹かれるのも自然なことだ。そうだろ、ティラノサウルス。
なので、長男を恐竜の博物館とかに連れていきたいなぁ、でも恐竜といえば福井、さすがに福井は遠いやろ、と逡巡していたところ、神奈川にも博物館があって、かなりの展示がされているという。それを聞きつけたのが月曜日、実際に行ったのが日曜日、というわけだ。
ハイ、ドン。
かっけぇ。
やっぱかっけぇなティラノサウルス。これ今気づいたんだけど、手、上向いてない? シン・ゴジラの手が上向きになっているのは野村萬斎氏が「神に近い存在は手のひらを上にしている」というアイディアが採用されたらしいが 、今から7000万年前の存在に神はいたのか。そうだろ、ティラノサウルス。
ちなみに息子はテンション上がりまくって、もう何を見ていいかわからない状態でクルクルしてたが、娘は暗闇とか骨とか虫とかが怖くて、常に親にくっついていた。また水族館や動物園とは違った記憶になりそうなので、また博物館へは行ってみたい。やはり上野には連れて行くべきか。