斯くして、2023年4月28日
漫画を平均よりは読む方だと思う。ただ、雑誌を読むのをやめ、漫画喫茶から足が遠のいて、ブックオフ等からはさらに遠くなっていた。したがって漫画をKindleで買うことが多くなっていた。
ただぶっちゃけ、全部が全部欲しい漫画ではない。漫画とはそのときの出会いでもあるので、その時々によって自分に影響を与えるものが違う。出会いによっては手元に絶対紙で置いておきたいものもあるし、試しに読んでみたいものだってある。
「手元に絶対置いておきたい」と確信が持てるのならばいいのだけれど、それは割と稀。Kindleでジャケ買い的に買い漁ると、なんとなく予約してるから発売日になれば自然とダウンロードされるシリーズは増えるけれど、発売日が待ち遠しいという体験はあまりない。切実なところでは金がかかる。
ただ漫画を読むのは好きなのだ。そのようなふわふわした好感触の漫画でも大好きなのには違いない。買って嬉しいと思う。しかしながら買えば金がかかる。じゃあ「無料で読める」という売り文句に惹かれるかというと全く惹かれない。何かしら金を払って拝読しているという実感は大切だ。
はた、と思いついた。
レンタルではなかろうか? コミックスのレンタル。紙で読めるし、漫画で部屋は埋まらない、部屋が漫画喫茶になる、割と安いし、調べてみたらネットで注文、電話で返送ができるという。これだ。コミックスレンタル。試してみることにした。
3日くらい待って、小さい箱に20冊くらいが入って家に届いた。いずれも読みたかったけれど、買うかどうかは迷っていたものだった。時間も気にせず、読み進められるのサイコー、紙の質感サイコー、返却も楽でサイコー、漫画も面白い、これは買いたいと思う。
結局、買いたくなるんかい、と思う。