斯くして、2023年9月30日
本当は登山行こうとしていた日が雨に降られそうだったので、念願のSUPに行くことにした。じゃあ濡れるものやればええやろという思考的ウルトラCなのだが、こういう切り替えを瞬間的にできる友人を大切にしたい。
SUPめちゃくちゃ楽しかった。
場所は海の町、逗子。ここ二ヶ月以内に茅ヶ崎、鎌倉、逗子とその近辺の海を渡り歩いている気がする。共通して一貫して、そこに住む人達はみんな海が好きだと肌からにじみ出ているのを感じる街々だった。いいな、と思う。街自体がコンセプティブだ。
駅から10分ほど、店に着き、問診票みたいなものを書く。「泳げるか否か」みたいなものが書かれていた気がする。泳げる。それからレンタルのウェットスーツを貸してくれたので着替える。足の方はゆったりだったが、胴の長さが足りなくて窮屈だ。それもすぐ慣れた。
店からすぐ隣の海にたどり着く。座学的に基本的なところを教わる。インストラクターは皆明るくて親切だった。仕事なのかもしれないし、この辺は人を直接的に笑顔にする仕事を選んでいる人特有の特性なのかもしれない。
自分のSUPを選んで海に歩いていく。入門者はサイズは10がよかろうと言われたので素直にそれにする。インチだろうか。まだよく分かってはいない。SUPのボードには中央に長方形の小さな穴があって、そこに指を入れ、体の側面によりかかるようにして持つようだ。想像してたより少しだけ重い。
たぶんサーフィンにもある足につける紐はリーシュということを初めてしった。立っているとそればブラブラするので少しだけ煩わしい。海辺に着く。やはり雨が少し降り始めていて、風が優しく冷たい。SUPがどうというよりも海に入るのが久しぶりでワクワクした。気兼ねなく濡れるのはもしかしたらダイビング以来になるんじゃなかろうか。
波は静かだった。逗子の特徴なのかもしれない。
ボードを浮かせて、少し入ってみる。砂浜はサラサラしていて、石の多い伊豆と比べちゃうと、それだけでいい場所だと思える。すぅーと進んでいく。数歩して、SUPの上に座った。なるほど、座れる。この時点ではかなり安定感がある。
しばらく座ったままパドリングをした。もうこの時点でたぶん立てるという自信が出てくる。さらに少しだけ沖の方に進んでいって、立ってみる。おおー、案外立てるもんだ、と思った。みんな立っていたので、ここまではみんなできるんだろう。だが理想的な自分よりかは不安定なのを自覚した。しばらく立っているだけの時間が経つ。ちょっとパドルでどうにかしようという余裕は出てこない。
パドルを海に差し込む。どうにかしようと考えたとき、急に足の裏に何もなくなったかと思った。初めてそこで落ちた。鼻から海水が入る。天地触れない状態というのも久しぶりだった。めちゃくちゃ気持ちがいい。
そこから先は試行錯誤の世界だ。落ちなければうまくならないだろうと切り替えた。そして落ちまくった。自ら臨んで落ちまくった。あらゆることについて、最近のテーマは「脱力」なのだけれど、SUPこそ脱力しないと立っていられない。
ボードの中央に両足を寄せて立つ。これは接地面が一点だけになるのでだいぶ難しかった。ジャンプをする。これは着地はもちろん難しいが踏ん張れないのでまずショボいジャンプしかできない。これも難しかった。インストラクターがやってたかっこよく漕ぐやつ。(サーフスタイルというらしい)これも縦に足を置かないとならないので難しかった。自転車も同じだろうけど、たぶんスピードを出さない方がバランスは難しい。「脱力ぅ〜脱力ぅ〜」という謎の歌ができた。
みんなで写真を撮っておしまい。
比較的楽しめたのは子供のころやってた剣道が鍛えてくれた体幹のおかげなのかもしれない。継続したいかというと、逗子がなー、もっと近くにあればなー。静岡でもSUPはできるという。というか良い場所らしいので探してみる。場所も器具も気軽じゃないと続けられはしないよなー。
落ちる瞬間を撮られていた
アークナイツ
マジック・ザ・ギャザリング・アリーナ
アニメ・映画
ついに始まった。ずっと待ってた。具体的には、一ヶ月前の29日に間違えてテレビ前で座して待つくらいには待ってた。そしてリアタイでは見れなかった。凄いぞ、フリーレン。想像通りに動くって凄い。音楽が凄い。空気感出てる。ずっと続けられるように人気沸騰するといいな。