斯くして、2024年6月1日
先週娘に驚かされた。
自分が何の気なしにピアノをポーンと叩いたら、部屋の隅にいた娘が「シー」と言った。自分は何も思わなかったが、妻が「分かるの?」と娘に聞いた。試しにもう一つ叩いてみた。娘は「ミー」と言った。もう一つ叩いてみた。「ラー」と答えた。驚いたことに全部合っていた。
おお……これは……。
これはまさか俗に言う絶対音感というやつでは……。いくつかやってみたけれど白鍵であれば、ほぼ確実に自信をもって当てて見せた。マジか。すげぇ。
もともと娘は3歳くらいからピアノ教室に通っていて、何かまぁ人並みには上手くなってきたかなぁなどとは思っていたけれど、まさかの絶対音感持ちとは。初めて見た超能力寄りの実在するスキル、絶対音感。まさか娘が……? 本当に俺の娘だろうか。何事も訓練である。